2011年08月11日(木)

東日本大震災から5ヵ月〜汝早く…速やかに…目覚めた祈りの心 [住職日記]

花は根にかえり、真味は土にとどまる〜間もなくお盆です。ご先祖さまを真心のこもったご供養でお迎えいたしましょう。

東日本大震災発生からちょうど5ヶ月を迎えました。

犠牲になられた多くの精霊には初盆を迎えるにあたり、心よりご冥福を祈り、ご回向を捧げます。

また、被災地の復興と被災者の安寧の生活が速やかに訪れることを祈念いたします。

日蓮聖人が生きておられた鎌倉時代にも地震や飢饉、伝染病など頻発する災害に多くの人々が苦しみの生活を送っていました。

そこで多くの人々が現世での救済よりも、むしろ来世における救済を指向したことは、希望の見えない現実社会に対し絶望の果ての至極、当然の姿だったと思います。

しかし、そこで現実の困難を克服すべく立ち上がられたのが日蓮聖人だったのです。

「汝須く(なんじすべからく)一心の安堵(あんど)を思はば
まず四表(しひょう)の静謐(せいひつ)を祈るべきものか」


日蓮聖人は個人の幸せは四表、すなわち四方、世界全体の平安があってこそ実現するものだと、「立正安国論」で時の幕府有力者に訴えられました。

そして「汝早く信仰の寸心を改めて、速かに実乗(じつじよう)の一善(いちぜん)に帰せよ。」と困難の克服への早急の自己変革を喝破されています。

今朝の産経新聞に「目覚めた祈りの心」と題して、震災後、被災者の心へ寄り添う僧侶たちの祈りの活動を伝えられていました。僧侶だから出来ること、その可能性と責任の大きさを改めて考えさせられました。


まもなくお盆がまいります。
それぞれのご先祖への供養はもちろん、震災犠牲者への追善の祈りを共々で捧げたいと思います。 合掌

Posted by 住職 at 22時19分   コメント ( 0 )

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