2011年08月19日(金)
人生は敗者復活戦ぞ! [住職日記]
夏の甲子園、関西高校本当に残念でしたね。
結果は日大三に14−4で敗れ、大差ですが7回までは接戦だったので今一歩だったという気がします。選手らもよく頑張っていました。
今から約30年近くも前になりますか、82年夏、83年春の甲子園連覇を遂げた徳島の池田高校野球部・蔦(つた)監督は「人生は敗者復活戦ぞ!」が口癖だったそうです。多くの選手らもその言葉で励まされたことでしょう。
輝かしい記憶ばかりありますが、蔦監督自身プロ野球を1年で挫折、野球部の監督として甲子園出場まで20年かかったそうです。「人生は敗者復活戦ぞ!」という言葉は、長年の苦労の人生を経験したからこその至言なのでしょう。
関兄弟をはじめ選手らの今後の活躍が楽しみです。
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2011年08月18日(木)
登録有形文化財〜大賀邸訪問 [住職日記]
15日、今保の大賀博也様のお宅にお祖母様の初盆の供養に伺いました。
大賀邸の歴史ある木造家屋は登録有形文化財に指定されています。
今回、初めてお伺いしましたが、風格あるたたずまいと、門をくぐった瞬間、まさに江戸〜明治時代にタイムスリップしたような感じがしました。
初盆の供養をご家族とともに行った後、現当主に家屋、庭等のご説明をしていただきました。
大賀家はもともと畳表の取引を江戸と直接行っていた商屋で、主屋の他に離座敷、2階座敷、内蔵、土蔵など江戸後半から明治中期に建てられた、どれも歴史ある建造物が建ち並んでいます。また庭瀬藩別邸から移築されたという立派な庭もありました。
古い家屋と用水が調和して美しいですね。ここを昔は船が行き来していたのでしょうか。
明治期には銀行業も行っていたようで、まさに地域の中心として栄え、多くの人々が出入りして賑わっていたそうです。
今回、大賀様にはこのブログ等で紹介することへ快く承諾していただきました。ありがとうございました。
Posted by 住職 at 22時14分 パーマリンク コメント ( 0 )
2011年08月17日(水)
快進撃〜関西高校ベスト4へ! [住職日記]
夏の甲子園、岡山の関西は第2試合で広島の如水館を8―3で制しました!しかも夏の大会初のベスト4進出、本当に強いですね。
レギュラーには正福寺のお檀家のご子息であるライトの関泰典選手、捕手の関貴典選手が兄弟で頑張っています。2人はたちばな上中野保育園の卒園児でもあります。うれしい限りですね。
ここまでくると「優勝」の2文字がどうも頭をよぎりますが、冷静に実力を発揮して欲しいものです。応援しています!
Posted by 住職 at 22時50分 パーマリンク コメント ( 0 )
2011年08月16日(火)
納涼の夕べ〜灯籠流し [お寺関係各団体活動]
毎年恒例の岡山市仏教会主催の「灯籠流し」が行なわれました。私もお手伝いに行ってきました。
場所は岡山市北区、下石井公園と公園沿いの西川です。夕方6時半から8時まで。お盆の最後、大勢の方々と共にご先祖さまを偲びました。
灯籠は総数として3000もの数に上ります。
流す方法としてはそれぞれが各々に流すのではなく、私たちお坊さんが組み立て、お経を上げ(法要)、そして川に流します。
数も膨大で同じような灯籠が次々と流れるので自分の灯籠を見つけるのは至難の業です。
このように中には灯籠に花や絵、蛍光ライトなどを貼り、目印をつけて流す方もいます。
偶然、お檀家の桐野さんの灯籠を見つけました。(右画像)初盆のお父様も喜んでくれていることでしょう。
今年は初盆の方を中心に「灯籠流し」をご案内させていただきました。私自身、作業に没頭していたためお声をかけることもできませんでしたが、当寺のお檀家さんも大勢来ていただいたようです。
法要の様子。今年は真言宗の皆さんが当番です。
読まれるお経は「妙法蓮華経・観世音菩薩普門品第25」、いわゆる「観音経」です。私たちに馴染み深いお経が各宗派共通のお経になっています。耳に馴染んで心地いいですね。
日が暮れ、川面にゆれる無数の光は、ご先祖さまの御霊(みたま)そのもののようで、多くの人たちがいつまでも故人を偲び、頭を垂れ手を合わせる姿が印象的でした。
お手伝いのお上人方、お参りの皆様ご苦労様でした。
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2011年08月15日(月)
終戦記念日〜盆経終わる [住職日記]
根深ければ枝葉繁し
源遠ければ流れ長し
〜日蓮聖人ご遺文「報恩抄」より
2週間続いた盆経も無事終える事が出来ました!
途中、事故や大きなミスも無く概ねスムーズに回る事が出来ました。
お檀家の皆様にはご接待や日時への配慮など、いろいろとお気遣いをいただきました。感謝申し上げます。
さて、本日は66回目の終戦記念日です。
朝、本堂にて多くの英霊、犠牲者に追善のご回向を捧げました。
戦争を知らない若い自分ですが、盆経で戦死された方の法号を読みご回向することが度々あります。また、実際に体験されたお檀家さんのお話を聞くこともよくあります。
昭和の大戦では多くの英霊が祖国日本のために戦い、また多くの国民が犠牲となりました。この多くの犠牲が今の平和な日本の礎となっていることを、私たちはいつまでも忘れてはいけないことだと思います。合掌
Posted by 住職 at 22時01分 パーマリンク コメント ( 0 )
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