2月29日に岡山芸術創造劇場ハレノワ大劇場にて日蓮宗岡山県宗務所主催の「報恩のつどい」が開催されました。

これは７年後の令和13年に迎える宗祖御入滅750遠忌に向け新たな出発点となるもので、岡山県下の僧侶・檀信徒約1000名が集まりました。

大法要では多くの僧侶に加え、コーラス、檀信徒よる和讃が一体となった音楽法要が行われ、会場全体にはお題目の声が響き渡りました。

続いて日蓮宗伝統の高座説教では、情感こもった語り口調で布教師によるお祖師様の御一代記が披露されました。とくに父母への孝道を示された逸話に一同感動をおぼえ静かに聞き入り、盛会のうちに閉幕となりました。

お寺からは総代はじめ檀家の代表が参加し、私も修法で法要に出仕させていただきました。

コロナ禍を経て、久しぶりの大きな行事に加え、新しい大きな会場ということで緊張もありました。それでも多くの僧侶と檀信徒が一堂に会しお題目を唱えることができとても感動しました。