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鎮魂の一日 縦の絆で…

東日本大震災からちょうど1年を迎えました。

今日は朝から1日、震災関連のテレビ番組が続き、政府主催の追悼式をはじめ日本各地で行われた鎮魂の祈りの様子が伝えられました。

私も午後から本堂で一周忌を迎えられた犠牲者各霊位に追善のご回向を捧げると共に、被災地早期復興をお祈りしました。

私たちはこの震災を通じて様々な問題を現実として突きつけられました。尊い命の犠牲を無駄にしないためにも何かを学び教訓としていきたいものです。

山陽新聞の今朝の朝刊で宗教学者の山折哲雄氏、京大教授の佐伯啓思氏ら識者による震災を受けて今後の私たちのあり方を展望する対談を読みました。

その中で山折氏が「絆」という言葉について、よく言われる横の人間関係だけではなく、死者と今生きている私たちとの関係、次の世代との関係を「縦の絆」として、次世代に何を残すかという意識を持つことが新しい価値観を生む可能性があると、指摘されていました。

この度の震災の復興は被災地の物質的な復興はもちろん、閉塞感漂う日本の現在、そして未来に向けて、「縦の絆」を再確認し、日本人として精神的な面でも再生する機会となればと思います。


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