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「運命愛」に従って・・・市川猿之助襲名口上

昨日、5日新橋演舞場で行われた大歌舞伎にて市川猿翁、市川猿之助、市川中車、市川團子の襲名披露興業が盛大に開幕しました。テレビで大きく取り上げられていましたね。

ワイドショーでは様々な確執のすえ、一度はバラバラになった家族が再生していく様子が伝えられ、実に感動的でした。

襲名披露の口上の中で、猿之助さん(亀治郎)がスーパーカブキ「ヤマトタケル」の作者で哲学者の梅原猛さんからドイツの有名な哲学者ニーチェの言葉を贈られたというエピソードを語られました。その言葉とは…

「ニーチェという大哲学者が『運命愛』ということは外に起こった運命、外側から降りかかった運命をさも自分が欲したかのように愛すること。君はその『運命愛』に従ってこれから生きなくちゃいかん」

「運命愛」、すみません不勉強な私は初めて聞きました (・・*)ゞ

簡単に言うならば、自らのありのままの人生、苦しみ悩み多き人生を肯定するという、前向きなメッセージのようですね。これはまさに仏教でいうところの「悟り」の境地でしょう。

ところで話は変わりますが、ニーチェは仏教についてもこのように称えています。

「仏教はキリスト教に比べれば、100倍くらい現実的。」

「ただ一つのきちんと論理的にものを考える宗教」

「人々を平和でほがらかな世界へと連れていき、精神的にも肉体的にも健康にさせる。」

「ヨーロッパはまだまだ仏教を受け入れるまでに成熟していない。」

今回の襲名披露興業でいろいろと考えさせられました。また実際に観劇してみたいですね。


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